トイレリノベーションを行う際に建具も片開き戸からアウトセットの片引き戸に替えました。
その建具も枠材含めて製作、取り付けしました。
建具本体と枠材すべてクルミの無垢材を使用しました。
天然木なので節やカスリといった表情があり良い感じです。
建具本体サイズはH:1975×W:785 厚み30(mm)
吊り戸なので上にレールがあり、下にはレールが無いので床面がとてもスッキリして良いです。
今回リノベーションにてアウトセット仕様(壁又は柱の外側に建具がスライドする仕様)ですので、戸先側の枠材幅が広いですね。
ソフトクローズを採用しましたので、最後ゆっくりと確実に閉まります。
今回は手掛けを引手(掘りこんであるもの)では無く、しっかり握って操作できるバーハンドルにしました。
こちらも同じクルミ材で丸棒や角材でなく八角形で製作しました。角を少し丸くしてあるので握っても痛くはありません。
カギも大きめのレバータイプを選びましたので、操作も特に問題ありません。
明かり窓は細く縦に下から上まで1本通して見えるようにデザインしました。
中で明かりが点いているかどうか一目瞭然ですね。
窓の材料はポリカのマッド板を使用しましたのでガラスのように割れる心配はありませんね。
建具本体に溝加工してポリカ板を嵌め込んであります。少しこだわりで框枠とポリカとのチリ(建具本体の面とポリカ板の面との段差)が極少になるようデザインしました。
今回のトイレリノベーションは事例集にて別途紹介しておりますので、そちらもチェックしてみて下さい。